ブロックの変換ボタン

基本のブロックで紹介した「段落」ブロックや「リスト」ブロックを
他のブロックに変換する方法を解説します。
ここでは「段落」ブロックを「見出し」ブロックに変換する場合を例に、
ブロックの変換方法について解説します。

まず、選択しているブロックがどのようなブロックか確認します。
右側にブロックの設定画面が表示されており、
上部にブロックの種類が表示されています。
同じ部分にブロックのアイコンも表示されていて、
見慣れてくるとアイコンでもブロックの種類を判断できるようになります。

「見出し①」の文字が入力されているブロックは「段落」ブロックです。
ブロックの変換するためのボタンは上部にあります。
このボタンは、選択している「段落」ブロックのアイコンと同じアイコンが表示されています。
ここをクリックします。

画像:「段落」ブロックの確認場所と変換ボタンの場所

すると、変換可能なブロックの候補が一覧として表示されます。
ここでは、「見出し」ブロック、「リスト」ブロック、
「引用」ブロック、「カラム」ブロックなどが表示されています。
この中の「見出し」ブロックをクリックして選択します。

画像:変換のリストが一覧表として表示

変換のリスト表示から「見出し」ブロックを選択すると、
「段落」ブロックから「見出し」ブロックに変換できました。
「見出し」ブロックかどうか確認する場所は、右側の設定画面の上部で、
「見出し」と表示されています。
このように、ブロックを別のブロックに修正したい場合に、変換の機能を使うと便利です。

画像:「見出し」ブロックに変換した後のブロックの表示

変換を使ってWebページ制作

ブロックの変換について解説しましたが、
この方法をどのような場面で使うかという一例を挙げてみます。

Webページを制作する時、編集画面に文字をどんどん入力して、
一つの記事を一先ず文字のみで完成させます。
その後、見出しやリストにする文章を決めて、
「段落」ブロックで入力されている文字や文章を、
「見出し」ブロックや「リスト」ブロックに変換させます。

制作する過程は人それぞれですので、どの方法が適しているとは言えませんが、
イメージしている一つの記事を先ず形作ると、記事内容にまとまりができます。
また、「は・に・を・て」の文章自体も自然な流れになります。

この時、マイクを使ってGoogleドキュメントに音声入力すると、
記事を作成する時間はかなり短くなります。
下の画像のように、Googleドキュメントを使用して音声入力後、
文章に修正を加えて、コピーし、Webページの編集画面に貼り付けると、
Webページの編集スピードがあがります。

画像:Googleドキュメントで音声入力している画面

その後は、ブロックの変換や画像を挿入したりして、見た目の修正にだけ専念できます。
Webページ全体の統一を図る上では、ブロックを規則的に並べたり、文字の色を統一したりと、
パターンができていれば、なおさら完成までの時間は早くなります。

Webページの制作に慣れも必要ですが、少しずつコツコツ続けていれば、
自分なりの制作手順(制作フロー)が身についてきます。
このような場面では、変換の機能を最大限に活用することができます。

このWebページでも、
「枠線ボックス」ブロックで目次を付けオレンジ色、
そのブロックの中には「リスト」ブロックを挿入しアンカーリンクを貼る、
「見出し」ブロックはオレンジ色で下二重線、
と統一しています。

変換できるブロックは一覧表から

文章のブロックである「段落」ブロックや「見出し」ブロックは
互換性があり変換できますが、
「画像」ブロックから「段落」ブロックには変換できません。
変換のボタンをクリックすると変換の一覧表が表示されるのですが、
この候補の中から変換できるブロックに決まりがあります。

画像:「画像」ブロックの変換リストの一覧表

「画像」ブロックの場合は、
「カラム」ブロック、「カバー」ブロック、「ギャラリー」ブロックです。
変換できるブロックが表示されるので、試しに他のブロックを変換して、
どのように表示されるか確認してみるのも、各ブロックの表示や機能を知る近道でもあります。

最後まで、ご覧いただき、ありがとうございました。