「STREAM DECK」:Excelの置換を操作

「STREAM DECK」の機能を使用して、Excelで置換の操作について説明しています。
使用しているパソコンにより、多少の違いはありますが、
うまく「遅延」という機能を使と、スムーズに操作を進めるコトができます。

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画像:「Stream Deck」の「Excel 置換」の画面

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「STREAM DECK」を使って、Excelの置換操作を設定したいと思います。
通常のショートカットは「Ctrl+H」で、
置換の画面を呼びだします
(下記画像参照)。

画像:Excelで「Ctrl+H」を押すと表示される置換画面

「Ctrl+H」の操作後は、「Tab」キーを使って移動しながら、各操作をします。

「STREAM DECK」には、「マルチアクション」という機能があり、
これを使用します。

「マルチアクション」は、
キー操作や文字入力などの「アクション」を連続させる機能
です。
(STREAM DECKでは操作をアクションと呼びます)

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「株式会社」を「㈱」に変換する例で、具体的に操作設定を説明します。

理由は、会計や税務など仕事上、
会計ソフトの摘要欄に入力できる文字数には限りがあり、
できるだけ簡略化された文字を使いたいからです。

「株式会社」だと4文字を使うのですが、「㈱」だと1文字になります。
3文字の余裕が生まれるのですが、文字制限がある場合の3文字は大きいです。

操作の手順は、下記の画像のように設定しています。
(ちょっとクセがあるかもしれませんが・・・)

ここではキー操作をする
「ホットキー」と
「テキスト」と
「マルチアクション(遅延)」を使用します。

「ホットキー」の機能は、
キーボードの操作を設定する機能です。

「テキスト」の機能は、
テキスト(日本語・ローマ字など入力できる文字)を入力する機能です。

「遅延」の機能は、
前の操作と後の操作の間に待機時間を設定する機能です。
この機能は、パソコンの性能により動作が遅い場合などに、
設定すると一連の設定機能をスムーズに進める事ができます。

下の画像は、「STREAM DECK」の設定画面になります。
これらの操作を一回のボタン操作で処理します。
これだけでも、入力操作が短縮されているのが見て分かると思います。
更にこれらの事務処理は常に使用しているため、その頻度を掛け合わせると、
かなりの効率化になります。

画像:「株式会社」を「㈱」に変換(置換)の設定画面

上記の画面の設定について、次のようになります。

「STREAM DECK」置換の設定画面(株式会社➡㈱)

  • 「Ctrl+H」:「置換」を行うダイアログボックスを表示する
  • 「Alt+N」:「検索する文字列」に移動して入力できるようにする
  • 「株式会社」を入力:「検索する文字列」に「株式会社」を入力する
  • (入力後に「Enter」を実行するのボタンを設定する)
  • 「遅延」:入力がスムーズにいかない場合を考慮して0.5秒から1秒間を入れる
  • 「Alt+E」:「置換後の文字列」に移動して入力できるようにする
  • 「㈱」を入力:「置換する文字列」に「㈱」を入力する
  • 「Alt+I」:「すべて検索(I)」ボタンを押す操作で、置換する前に検索する

その後、検索してヒットした項目(セルの場所)を表示するので、
置換するセルを確認後、
「すべて置換(A)」をクリックもしくは「Alt+A」を押します。
そうすると、検索した「株式会社」が「㈱」に変換(置換)されます。

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会計のシステム上、
摘要欄に入力できる文字数は制限されているため、
このような操作をして、摘要欄を有効に活用するために行います。

この設定がうまくいけば、「Stream Deck」の設定画面で、
この置換の設定をコピー&ペーストして、他の置換に応用
できます。

置換の操作をしているので、よく使う下記の置換も設定。

「(株)」(3文字)を「㈱」(1文字)にしたり、
「有限会社」(4文字)を「㈲」(1文字)にしたり、
「(有)」(3文字)を「㈲」(1文字)にしたり、
その他色々と応用が可能です。

Excelのショートカットキーや「Tab」キーを使って画面上の移動を行えるので、
自身の実際の操作に合わせて設定できるところも
「STREAM DECK」の良いところです。

自分の操作に合わせて設定できるので、色々試してみてはいかがでしょうか。

他にも、「STREAM DECK」についての記事を載せていますので、
ご参考にして頂ければと思います。

「STREAM DECK」の参考ブログ

こちらの記事は、初めて「STREAM DECK」を使った時の感想(感動)を載せております。

こちらの記事は、Excelの罫線を引くための設定方法について解説しております。

最後まで、ご覧いただき、ありがとうございました。

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