「STREAM DECK」:Excelの罫線を引く

「STREAM DECK」には便利な機能があります。
「罫線を引く」操作を3秒で処理できる、「STREAM DECK」の機能を紹介します。

画像:設定しているExcel操作「エクセル 罫線」

Excelの操作で、
たくさんありすぎるショートカットキーを覚えるのは大変です。
そこで、「STREAM DECK」を購入してから、
覚えるのではなく操作できるように設定しました。

設定するのは多少時間がかかりますが、
一度設定すると一定の期間使用できます
(アプリのアップデートなどは検証が必要です)。

ショートカットキーの一連の操作を連続して設定すると、
さらに手間が省けて、楽に操作ができるようになります。

そこで、「STREAM DECK」の機能で、
「マルチアクション」という機能があります。
これを活用します。

「マルチアクション」は、
キー操作や文字入力などの「アクション」
STREAM DECKでは操作をアクションと呼びます)を
連続させる機能です。

例えば、
キーを操作するアクションは「ホットキー」を使用します。
文字を入力するアクションは「テキスト」を使用します。

Excelで下記の画像のような罫線を引く場合の例です。
外枠は実線、枠内は点線です。

画像:罫線の例

まず、罫線を引きたい範囲を指定して、
「エクセル 罫線」のボタンを押すと罫線を引くことができます。
そのためのマルチアクションの内容が下記画像です。
その内容を説明します。

アクションは「ホットキー」のみを使用します。

画像:使用する「ホットキー」のアイコン

画像:Stream Deckの設定画面

「STREAM DECK」で罫線を引く場合の設定

  • 「Alt+H」:ホーム画面に移動
  • 「B」:「罫線」を選択
  • 「M」:「その他の罫線」を選択
  • 「Alt+O」:罫線の「外枠(O)」を選択
    (この操作で、外枠は「実線」に設定が完了)
  • 「S」:「スタイル(S)」を選択
  • 「↑」:一つ上に移動
  • 「↑」:一つ上に移動
  • 「↑」:一つ上に移動
  • 「↑」:一つ上に移動
  • 「↑」:一つ上に移動
    (罫線の「点線」まで移動するために「↑」を5回設定する)
  • 「Alt+I」:「内側(I)」を選択
    (この操作で、内側の線は点線に設定が完了)
  • 「Enter」:上記操作を確定する

設定は、一見複雑そうに見えますが、カーソル(操作する部分)の移動が多いため、
設定が増えているだけで、実際にはそこまで難しくありません。

上記のように、
「罫線を引く」という操作を約3秒で処理できます
3秒でキーボードやマウスを操作して処理できる人は
Excel達人だと思います。

ショートカットキーや選択キー操作をどれだけ頑張っても、
人間の操作スピードには限界があります
それ以上のスピードで操作可能にするのが、この「STREAM DECK」のスゴイところです。

一度設定すると、何度も同じ操作が可能です。
しかも、指がつりません
さらに、手首が腱鞘炎になりません

参考ブログ(「STREAM DECK」を使った操作方法を解説

当初購入した時の感想を下記の記事で紹介しています。

Excelの置換を設定している記事も載せております。

「STREAM DECK」のボタンの数も6個、15個、32個、8個と調整ダイヤル付や、カラーもブラックとホワイトなど、様々なタイプがあります。

「elgato」のリンクを貼っておきます。「STREAM DECK」の他にも、さまざまなアイテムがございますので、ご参考にされてみて下さい。

また、下記の内容は、楽天市場で販売されている一例です。決して安いものではないので、Amazonなど他のサイトでも、安く販売されている場合がありますので、ぜひ検索し比較検討してみて下さい。


「STREAM DECK」 6ボタンは、コンパクトで持ち運びやすいので、様々な用途で活用することができます。

ボタン数が少ないというデメリットもありますが、プロファイルを使い分けるなど、工夫次第で効率的に使用することができます。


「STREAM DECK」 8ボタンが、2つのTouchPoints(タッチポインツ)と真ん中にInfobar(インフォバー)が設置されています。

6ボタンにも15ボタンにもない、新しい機能がついていて、使う人の操作をさらにサポートしてくれます。


「STREAM DECK」 15ボタンは、コンパクトで使いやすいサイズでありながら、ノートパソコンなどで持ち歩く際にも、デスクトップで据え置きで使用する場合にも、どちらにも使い勝手の良いサイズです。

6ボタンと同様、プロファイルを使い分ければ、出先でも、デスクでも、便利なデバイスです。


「STREAM DECK」 32個ボタンは、ボタン数の多さを活かして、据え置き型でデスクトップでの操作に向いています。

設定できるボタンの数の多さにより、デスクでガッツリ行う操作を各ボタンに割り当てて、効率的な日々の作業をサポートすることができます。


「STREAM DECK」 8個ボタンと調整ダイヤル付きデバイスは、ボタンのカスタマイズ性とダイヤルの操作性を兼ね備えた、非常に便利なデバイスです。

調整ダイヤルは、音量調整やズーム、スクロールなど、様々な操作に利用することができます。例えば、以下のような用途がおすすめです。

  • 動画編集ソフトで再生速度を調整する
  • 画像編集ソフトで画像を拡大・縮小する
  • 音楽再生ソフトで音量を調整する