【仕事の基本】「…だと思ってた」で大失敗する前に!仕事ができる人が必ずやっている「裏どり」の技術

「え? Aさんからそう聞いたんですけど…」
「来週だと思い込んでいました…」
仕事の中で、こんな冷や汗をかく瞬間はありませんか?
これらはすべて、「裏どり(事実確認)」を怠ったことが原因で起こるトラブルです。
仕事では、裏どりは単なる細かい確認作業ではありません。
自分自身の身を守り、周囲から信頼を勝ち取るための「最強のリスク管理術」です。
今回は、「裏どりがなぜ重要なのか」を、仕事でよくある具体例を交えながら、分かりやすく解説します!
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目次
「情報の真偽」を確認する:思い込みの罠から抜け出す

仕事の現場は、日々さまざまな情報が飛び交っています。
しかし、その情報が「本当に正しいか(一次情報に基づいているか)」を確かめずに進めてしまうと、取り返しのつかないコトにつながることがあります。
❌ よくある失敗例

営業担当の●●さんは、同僚から「来期の予算、A社は10%アップらしいよ」と聞きました。
●●さんはそれを信じて、上司に「A社の予算アップが期待できます!」と報告。
しかし、実際はA社ではなく他社と勘違いした同僚からの誤った情報でした。
後から誤りに気づいた●●さんは、上司から「いい加減な報告をするな」と信頼を失ってしまいました。
💡 「裏どり」をするとどうなる?

●●さんが、もし、以下のような「裏どり」をしていたらどうでしょうか。
教えてくれた同僚に「そのソース(出処)はどこ?」と、重要な情報は確認します。
そして、例えば、A社の担当者との過去の商談メールや、公開されている決算資料(一次情報)を確認するのです。
客観的な証拠(データや文書)に直接あたることで、「思い込み」や「噂話」に振り回されなくなります。
「相手が誰であれ、情報源(ソース)を必ず確認する」。
これが裏どりの基本です。
複数の「言い分」を確認する:トラブルの裏にある真実を見抜く

仕事でトラブルが起きたとき、片方の意見だけを鵜呑みにするのは非常に危険です。
人は誰しも、自分の立場を守りたいという心理が働き、無意識に自分に都合の良い解釈をしてしまうものだからです。
❌ よくあるトラブル例

あるシステム開発で、納期遅れが発生しました。
営業側の言い分は、「開発部門が動いてくれない。対応が遅すぎる!」
しかし、開発側の言い分は、「営業が必要な仕様書を期日までに送ってくれなかったからだ!」
もし、あなたがこのプロジェクトのリーダーなら、どう対応しますか?
営業の言葉だけを信じて開発部門を怒鳴り散らせば、チームの関係は一発で崩壊します。
💡 「裏どり」をするとどうなる?

ここで必要なのが、「複数の言い分を突き合わせる」ことです。
営業側と開発側、双方のヒアリングを行い、「いつ、どのメールで、どんな指示が送られたか」という客観的なログ(履歴)を確認する必要があります。
このように裏どりを行うと、「営業が送ったはずのメールが、実は添付ファイルの容量オーバーで開発側に届いていなかった」といったような、お互いの悪気のない「すれ違い(真実)」が見えてきます。
片方だけの意見で判断せず、複数の視点と動かぬ証拠を相互チェックすることで、感情的な喧嘩ではなく、建設的な課題解決ができるようになります。
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今日からできる!「裏どり」を習慣化する3ステップ

「裏どり」を、毎日のルーティンにするための簡単なコツを、3つのステップでご紹介いたします。
ステップ①:「それ、本当に本当?」と心で3回唱える
人から何か指示や報告を受けたとき、「たぶん大丈夫だろう」とスルーせず、まずは心の中で「その情報の根拠はどこにある?」と問いかけるクセを身に付けてみて下さい。
ステップ②:重要事項は「ダブルチェック」
特に、スケジュールや金額、納品場所といった、万が一ミスが起きた際の影響が仕事において致命的になりかねない重要項目については、必ず最低でも2つの異なる独立したソース(情報源)で確認をします。
一方の情報源だけに頼るのではなく、複数の客観的な記録を突き合わせて事実を相互にチェックすることで、個人の思い込みや書類の転記ミスといった、人間が避けられないヒューマンエラーを未然に排除することができます。
ステップ③:「なぜ違うのか?」の背景に目を向ける
複数の言い分が食い違っているとき、どちらかを「嘘つき」と決めつけてしまうと、事実が見えてきません。
「Aさんは〇〇という前提で話していて、Bさんは△△という前提で話しているのかもしれない」と、解釈のズレが生まれている背景を探ることが、ビジネスパーソンとしての仕事を理解する広さ、そして他者からの信頼に繋がります。
まとめ:裏どりは、相手を「疑う」ためではなく「守る」ための誠実さ

「裏どりをするなんて、相手を疑っているようで気が引ける…」と思う必要はまったくありません。
裏どりとは、関わるメンバー全員が「正しい情報に基づいて、安心して最善の決断を下すため」の、きわめて誠実なプロセスです。
「あの人が『大丈夫』と言っているから大丈夫」から一歩踏み出し、客観的な事実を取りに行く。
私個人の意見かもしれませんが、この小さな習慣の積み重ねが、仕事の精度を高め、「あの人に任せれば安心だ」という強い信頼を築くことに必ずなると考えます。
ぜひ、明日の仕事から実践して頂ければと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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投稿者プロフィール
古賀 聡
広島県広島市の税理士。現在は、個人事業主・中小事業者(法人)の税務・経営の相談を中心に活動中。ブログ投稿を2020年10月1日に立ち上げ、税務・会計だけでなく、Excelマクロなどのアプリを使って業務の効率化や経営のちょっとしたコツなど、「小さな便利」記事を作成・投稿中。








