Googleビジネスプロフィール活用術:スマホの写真でファンを増やす!飲食店・ペンション・旅館のための「How much(費用とボリューム)」

「開業準備で予算がいっぱいいっぱい。広告にかけるお金がほとんどない…」
「ネットでの集客って、なんだか難しそうで何から手をつければいいか分からない…」
新しくお店や宿をオープンしたばかりの時期は、目の前の準備や手続きで頭がいっぱいになってしまいます。
また、限られた資金で余裕がない中で、どうやって自分たちの存在を知ってもらうかは、とても大きな課題です。
そんな事業者のあなたに、心強い味方になってくれるのが、無料で使える「Googleビジネスプロフィール(Googleマップの登録情報)」です。
今回は、お金をかけずにお客様から信頼してもらうための「写真の載せ方・運用のコツ」を、飲食店と宿泊業(ペンション・旅館)の具体的なアイデアを交えながら、分かりやすくご紹介させていただきます。
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目次
開業期はお金をかけない!「スマホの写真」が喜ばれる理由

「Googleビジネスプロフィールに載せる写真は、プロのカメラマンにお願いした方がいいですよね?」と聞かれることがあります。
結論からお伝えすると、確かにプロに依頼すると納得する素晴らしい写真ができるのは間違いないです。
しかし、開業期はどうしても資金の制約があるため、プロに頼む費用もかさばります。
そこで、あなたのスマートフォンで撮影した写真を使い、一番の営業マンになってもらいます。
もちろん、Googleビジネスプロフィールへの写真の投稿は、登録から日々の更新まで完全に「0円」です。
なぜ「綺麗すぎる広告用写真」よりも「スマホの写真」がいいのか?

最近のスマートフォンはカメラの性能がとても良くて、コツはあるかもしれませんが、誰でも綺麗に撮影することができます。
そして、Googleマップで行き先を探しているお客様が本当に見たいのは、スタジオでライトを当てて撮影された「作り込まれた広告用の写真」でなくてもよいです。
まずは、自分目線で「イイ」と感じた写真を撮ることで、プロの写真より親近感の湧くような写真で魅力を伝えてみて下さい。
- 「今日のランチは、実際どんな盛り付けで出てくるのかな?」
- 「今夜泊まる客室は、どんなお布団や雰囲気なのかな?」
お客様が知りたいのは、「そのお店のリアルな日常や、ありのままの雰囲気」です。
オーナーであるあなたが心を込めてパシャリと撮った温かみのある写真こそ、親しみやすさを生み、「ここなら安心して行けそうだな」という来店への後押しをしてくれます。
なぜ「写真が少ない」と不安になる?信頼を勝ち取る「30枚のスタートダッシュ」

「とりあえず数枚載せておけば大丈夫だろう」と思っていませんか?
実は、オープンしたばかりの無名なお店や宿にとって、一番のハードルは「本当にここ、営業しているのかな?」というお客様の不安感です。
写真が数枚しか載っていないと、お客様は「古い情報かもしれない」「実際に行ってみてイメージと違ったらどうしよう」と警戒して、他のお店へ行ってしまいます。
お店全体の様子を立体的に伝えて、お客様を安心させるための目安。
それが「まずは合計30枚」です。
飲食店と宿泊業、それぞれで今すぐデキル「30枚の撮影チェックリスト」を作りました。
ぜひ、参考にしながら撮影してみてください。
はじめてでも迷わない!撮影リスト(合計30枚)

① 外観:3枚(「ここで合ってる?」と迷わせない安心感)
初めて訪れるお客様が、道に迷わずにたどり着くための「目印」となる写真です。
飲食店の撮影アイデア:
- 道路から見たお店全体の写真(駐車場の入りやすさが伝わるもの)
- お店の正面(暖簾や看板、ウェルカムボードがはっきり見えるもの)
- 夜の温かい雰囲気(ディナー営業がある場合、外灯が灯ったお店の表情)
ペンション・旅館の撮影アイデア:
- 建物全体の佇まい(周りの自然環境や、お庭の木々が入る遠景)
- 宿の玄関口(到着したときにほっとするような、温かみのある入り口)
- 駐車場から建物への歩道(荷物を持って歩きやすいかどうかが伝わるもの)
② 内観:5枚(「自分にぴったりな場所だ!」という入店体験)
お客様がドアを開けて中に入ったときの、心地よさや清潔感を伝える写真です。
飲食店の撮影アイデア:
- 店内全体を見渡せるカット(テーブル席やカウンター席の様子)
- 一人でも過ごしやすい席、またはゆっくりくつろげる個室や座敷
- 清潔感のバロメーター(きれいに片付いた厨房や、お手洗いの様子)
ペンション・旅館の撮影アイデア:
- お客様を最初にお迎えするフロントやロビースペース
- お部屋(ベッドや布団、窓からの景色がわかる異なるタイプのお部屋)
- お風呂(お湯の透明感や清潔感が伝わる、大浴場や客室のお風呂)
- お食事をいただくダイニングスペース(どんな空間で食べるのかが伝わるもの)
③ 商品や体験:15枚(「これにお金を払いたい!」を刺激する)
お客様が「ここに行けば何が手に入るのか」をワクワクしながら想像できる、一番大切な写真です。
飲食店の撮影アイデア:
- 看板メニューや人気料理のアップ(湯気やタレのツヤ、お肉のジューシーさを意識して)
- ランチセットやコース料理全体のボリューム感が伝わる写真
- デザート、ドリンク、お酒のラインナップ
- 厨房でジュージュー焼いている、調理中の臨場感あるカット
ペンション・旅館の撮影アイデア:
- 自慢の夕食・朝食(お膳全体の豪華なカットと、メイン料理のアップ)
- 嬉しくなるアメニティ(お洒落な浴衣、お部屋のコーヒーセット、こだわりのシャンプーなど)
- 館内設備(薪ストーブ、本棚、テラスなど、宿で過ごす時間を豊かにするもの)
- 宿の近くにある観光スポットや、季節の景色(桜、新緑、紅葉、雪景色など)
④ こだわりの小物:7枚(言葉にできない「お店のセンス」を届ける)
他のお店や宿との違いを作り、あなたの「センスやこだわり」に共感してくれるファンを掴む写真です。
飲食店の撮影アイデア:
- 料理を引き立てる作家さんの器や、手触りのいいグラス・カトラリー
- 店内を彩るアンティークの照明、大切に育てている観葉植物
- 温かみのある手書きのメニュー黒板や、手作りの調味料の小瓶
ペンション・旅館の撮影アイデア:
- お部屋に飾られた一輪挿しや、手書きのウェルカムカード
- 地元の作家さんが作ったルームキーホルダー、ロビーに飾られた工芸品
- 薪ストーブ用の薪の積み重ね、オーナーが集めた旅の本やレコード
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週に1枚の追加が、Googleを強力な味方にする理由

30枚の写真を投稿できたら、次のステップは「少しずつの更新」です。
「難しそう…」と思うかもしれませんが、週に1枚、新しい写真を載せるだけで、あなたのお店に嬉しい変化が表れてきます。
なぜ、週に1回の追加がそれほど大切なのか?
Googleは、検索している人に対して「いま現在も元気に営業していて、役立つ情報を提供しているお店」を優先的に紹介したいと考えています。
毎週コツコツ新しい写真を載せることは、Googleに対して「うちのお店は、今日も元気に営業していますよ!」と合図を送るようなものです。
これによって、Googleが「このお店なら、検索している人に安心して紹介できる」と判断し、あなたのお店をマップ上でより見つけやすい場所(検索の上位など)に表示してくれるようになります。
毎日が忙しいオーナー様でも無理なく続けられる「2つのコツ」

開業期の事業者は、目が回るほどの忙しさだと思います。
その中で「ネットの更新を習慣にする」のは大変そうに思えます。
そんな方でも、次の2つのことだけを意識すれば、無理なく続けることができます。
「いいな!」と思ったら、その場でスマホですぐ撮影しておく

わざわざ撮影の時間を設けるから、負担になってしまいます。
仕込み中においしそうな料理ができた瞬間や、お部屋の清掃がピカピカに終わった瞬間など、日々の業務の中で「あ、きれいだな」「いいな」と思った瞬間にスマホで1枚撮りためておくだけです。
これだけで、後からの投稿作業が劇的に楽になります。
ネットに載せる(アップする)「曜日」を決めておく

「毎週月曜日の朝」や「定休日の翌日の午前中」など、写真をネットに載せる曜日をあらかじめ決めておきます。
カレンダーに「ネットに写真をアップする」と書き込んでルーティン化してしまえば、忙しい開業期でも忘れることがなくなります。
このルーティン化で、歯磨きをするように当たり前に続けられるようになります。
まとめ:お金をかけずに「ネットの看板」を育てよう

- 費用: 手持ちのスマホを使って 「完全0円」
- はじめの目標: 信頼感を持ってもらうための 「まずは30枚」
- 続けるコツ: 「週に1枚」追加して、曜日を決めてルーティン化
お金を1円もかけなくても、あなたの持っているスマートフォンのカメラ1台で、お店の魅力をここまで魅力的に伝えることができます。
スマートフォンを片手に、あなたのビジネスの「最初の一枚」を撮影してしてみて下さい。
その一枚が、未来の素敵なお客様との出会いをつないでくれます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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投稿者プロフィール
古賀 聡
広島県広島市の税理士。現在は、個人事業主・中小事業者(法人)の税務・経営の相談を中心に活動中。ブログ投稿を2020年10月1日に立ち上げ、税務・会計だけでなく、Excelマクロなどのアプリを使って業務の効率化や経営のちょっとしたコツなど、「小さな便利」記事を作成・投稿中。









