ショートカットキーを覚えるための心構え

ショートカットキーを効率的に覚えるためには、いくつかの心構えが大切です。
無理やり覚えてしまっても、使わなければ忘れてしまいます。
そこで、無理なく、確実に習得していく心構えについて
5つのポイントについて考えてみました。

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ショートカットキーを覚えるための
心構え

5つのポイント

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Windowsや、Excel・chromeなど
様々なアプリケーションを日々使用していると思うのですが、
アプリケーション固有のショートカットキーや、
他のアプリケーションでも共通のショートカットキーがあります。

しかし、各アプリケーションのショートカットキーの数は膨大です。

つまり、全てを一度に覚えようとするのは、現実的ではなく不可能です。

まずは、よく使うアプリケーションで、
かつ、よく使う操作のショートカットキーから覚え始めてみて下さい。

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エビングハウスの忘却曲線をご存じでしょうか?
人が学習し覚えた事(記憶)が、時間の経過と共に、
どれだけ覚えた事が記憶に残っているかを測定し、
記憶の量と時間の経過を表した曲線です。

もちろん、覚えの良し悪しは人によって違いますが、
忘却曲線では、せっかく覚えた事でも24時間以内に最も多くの情報(覚えた事)を
忘れてしまうという傾向があるということです。

だから、人は忘れないようにノートや手帳にメモをとったりして、
情報を管理し忘れないように心がけます。

記憶に定着させるためには、毎日少しでもいいので、
忘れないように操作してみる、忘れないように使ってみると、
習慣になり、いつの間にか考えなくても操作できるようになるものです。

ということは、使わない操作のショートカットキーを無理に覚えても、
使わなければ時間の経過と共に、いずれ忘れてしまいます。

日頃から使っている操作(例えば、コピー、ペースト、保存、印刷など)で、
頻繁に使用する操作のショートカットキーを優先的に覚えてみて下さい。

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文字入力するためのホームポジションで最初にやったのは、
右手の人差し指を「F」キーに、左手の人差し指を「J」キーに置くこと
だと習ったのではないでしょうか。

キーボード自体が入力操作し易いように設計されているため、
このようになっています。

キーボードを見なくても分かりやすいように、
「F」キーと「J」キーには他のキーと違ってポッチがついているのも、
その理由です。

また、「Shift」キーには、時々「⇧(上向きの矢印)」が
刻印されている場合があります。この「⇧」にも意味があります。

キーボードは入力をスムーズに行えるように工夫して設計されており、
ショートカットキーでよく使う「Ctrl」キーや「Shift」キーは、
キーボードの外側に配置されています。

そのため、ショートカットキーを操作する時は、
「F」キーや「J」キーのホームポジションではなく、
外側のキーを操作するため、同じように手の位置が外側に移動します(下の画像を参照)。

文字を入力するための
ホームポジション

左手人差し指は「F」キーの位置
右手人差し指は「J」キーの位置

ショートカットキーを
操作するためのホームポジション

左手を外側に配置して
「tab」・「Shift」・「Ctrl」を操作

右手を外側に配置して
「Shift」・「Ctrl」・矢印キー(⇧⇩⇦⇨)を操作

ホームポジションの位置から外側に開いて、手を置くと、
グッと操作がし易くなります。

手の大きさや指の長さなど、人によって違うので、
どの位置に手を置くと操作し易いか、
あなたのショートカットキーポジションを探してみて下さい。

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キーボードのブラインドタッチを覚えた時、どのように覚えましたか?

ブラインドタッチのゲームソフトで練習したり、
しゃべっている言葉を文字起こしする練習をしたり、
人によって覚え方も色々だと思います。

また、日々使っている場合は、自然とその入力操作を覚え、
操作に慣れてくると入力スピードも上がってきます。
つまり、日々使っているから覚えているのです。

今までマウス操作で慣れていた手の動きがあるので、
ショートカットキーを覚えたとしても、ついついマウスに手が伸びて、
ショートカットキーを使わないで操作してしまいます。

この、一度身につけたマウス操作を、一旦リセットする必要があります。

このリセットするということが最初の難関です。
どうしても慣れた操作を使うのですが、
そこをグッとこらえて、ショートカットキーを使うのです。

この、グッとこらえるための方法があります。

ショートカットキーはパソコンのモニターを見ながら操作します。
(覚えたての頃は、キーボードを見ながらでも大丈夫です。)
覚えたいショートカットキーを付箋に書いて、
使っているモニターの端に貼り付けておくという方法です。

そうすると、覚えたいショートカットキーが常に視界に入ってきます。
身につけたら、この付箋を外すだけです。

これは、いつもの操作をグッとこらえるための一つの例ですが、
他にも実際に使うための工夫を探してみて、是非試してみて下さい。

まずは、操作スピードが落ちたとしても、
実際に使ってみるということが重要です。

ショートカットキーの操作を習得したら、
マウス操作よりも早いですから、「焦らず、慌てず、諦めず」です。

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パソコンに向かってガッツリと時間を確保するだけではなく、
隙間時間をちょくちょく見つけて確認するのも一つの方法です。

例えば、

  • 出社する時の通勤時間(仕事を始める前)にイメージする。
  • 朝の仕事の前や昼食時間の5分間だけショートカットキーを確認する。
  • スマートフォンのメモアプリにショートカットキーをメモしておき、隙間時間に確認する。
  • 頻繁に手帳を見る場合は、付箋にショートカットキーを記載して貼付けておく。

などです。

人によって覚えやすい方法は異なります。
色々試してみて、自分に合った方法を見つけてください。

ショートカットキーを覚えるには、時間と根気が必要ですが、
マスターすることで作業効率が大幅に向上します。
焦らず、自分に合った方法で習得し続けてみて下さい。

最後まで、ご覧いただき、ありがとうございました。

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投稿者プロフィール

古賀 聡

広島県広島市の税理士。現在は、個人事業主・中小事業者(法人)の税務・経営の相談を中心に活動中。ブログ投稿を2020年10月1日に立ち上げ、税務・会計だけでなく、ExcelマクロやRPAを使って業務の効率化やWebサイトの構築など、「小さな便利」記事を毎週月曜日に作成・投稿中。

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