【広島県の「感染症拡大防止協力支援金(令和3年度第4期)」の作成手順】
広島県の「感染症拡大防止協力支援金(令和3年度第4期)」の本申請が
本日(現時点:令和3年9月13日)より始まりました。
前回の令和3年度第3期と同様の部分とそうでない部分があります。
県の自粛要請期間からまん延防止等重点措置期間、
そして緊急事態宣言期間と、要請内容が変わっているため、
第4期は、期間を4つに分けて(期間A,期間B、期間C、期間D)、
支援金の金額をそれぞれ計算することになります。
実際の申請ホームページ(リニューアルされました)と交付要綱の
URLを下記に記しますので、詳細についてはこちらで確認してみてください。
参考URL
「広島県感染症拡大防止協力支援金」のホームページ
https://hiroshima-kansenboushi-shien.jp/s4/
「感染症拡大防止協力支援金(令和3年度第4期)交付要綱」
https://hiroshima-kansenboushi-shien.jp/data/koufuyoko_s4.pdf
広島県の「感染症拡大防止協力支援金(令和3年度第4期)」の
作成手順などをザックリと説明致します。
【作成手順】
①添付資料を準備する。
②「支援金の計算書」を計算・作成する。
③「申請書」を作成する。
④「店舗情報シート」を作成する。
この順番で計算・作成すると、スムーズ作成できます。
その時に、添付資料を見ながら、各書類の作成をするのですが、
全て、添付資料と記載された各書類の内容が一致することになり、
書類不備や誤った記入も最小限になると思います。
まず最初に、「写真や資料を用意する」です。
過去3回の経験上、備する添付資料は大幅に変更されていませんので、
第3期や以前の添付資料を確認してみてください。
・本人確認書類(運転免許証などの公的機関発行のモノ)
・振込先通帳の表紙と内面(口座番号・名前などが記載)
・確定申告書(令和1年分又は令和2年分)もし電子申告している場合は、受信通知。
(「受付システム」や「メール詳細」などの記載があり、
また、「申告等内容」の部分には、「年分」が記載されています)
・青色申告決算書の「月別売上(収入)金額及び仕入金額」が載っている書類。
・営業許可証
・営業時間を証明する書類
(クレジット明細や、看板に掲示されている営業時間など)
・店外写真(休業・営業時間短縮の告知が記載している掲示板・ポスターと店の看板が入ったもの)。
・店内写真(座席が写っているもの)
(特に、営業時間短縮の場合は、店内にも営業時間短縮をしている掲示を貼り、
店内風景に載っていないといけません。)
・「広島積極ガード店」及び「新型コロナウイルス感染症対策取り組み宣言店」の写真。
・アルコールメニューの写真(隣に、店舗の名刺を置いて写真を撮るといいです)。
・令和1年又は令和2年の売上を証明する書類(試算表と売上帳簿で対応可能)。
以上が、添付書類ですが、これ以外の方法もあるので、
諦めずに交付要綱を確認したり、
支援センターに問合せなど
色々な角度から確してみて下さい。
次に、
「支援金の計算書」を計算・作成し、申請する金額をまず確定します。
この「支援金の計算書」で計算した金額を、
残りの資料に記載しなければならないからです。
この順番だと、手順が行ったり来たりすることがありません。
この「支援金の計算書」を作成する時に、気を付けてほしい部分を下記に記載します。
期間Aと期間Bは、計算過程で日数が入力(表示)されていますが、
「(3)期間C(8/20~8/26)まん延防止等重点措置期間」と
「(4)期間D(8/27~9/12)緊急事態措置期間」には、
日数が入力(表示)されていません。
そのため、「準備期間を要していない(期間Bから続けて協力)」、
あるいは「準備期間がある場合(期間B・期間Dに入るため協力の準備した日)」に
記載(入力)する日数を間違わないように気を付けてください。
さて、
支援金の金額が確定したので、
次に、「事業者用チェックシート」を突き合わせながら、
「申請書」の「表面」を作成します。
そして、「申請書」の「裏面」を作成します。
ここで先ほどの「支援金の計算書」の金額の記載が必要となります。
次は、
「店舗用チェックシート」と突き合わせながら、
「店舗情報シート」を作成します。
ここでも、「支援金の計算書」の金額が必要になります。
後は、
記載内容と添付資料の漏れがないかどうか、
今一度確認してください。
で、
ようやく提出書類の完成となります(WEB申請の場合は、提出準備が整いました)。
WEB申請の場合は、同様の内容を添付すると同時に、
ほぼ同じ内容をネット上に入力し直す必要があります。
二度手間ではありますが、そうしないと申請できません。
根気強くやるしかありません。
また、ここで作成(入力)した各資料の内容を入力し直すことになり、
再確認のつもりで、間違いがないかチェックしながら入力してみて下さい。
全ての申請者様に、
一日でも早く申請が下り、
支援金が支給されることを
切に願います。
★ ★ ★
投稿者プロフィール
古賀 聡
広島県広島市の税理士。現在は、個人事業主・中小事業者(法人)の税務・経営の相談を中心に活動中。ブログ投稿を2020年10月1日に立ち上げ、税務・会計だけでなく、ExcelマクロやRPAを使って業務の効率化やWebサイトの構築など、「小さな便利」記事を毎週月曜日に作成・投稿中。
人気ブログ投稿
お問い合わせ・ご相談は、
お問い合わせフォームにて受け付けております。
お問い合わせフォームの受付は
24時間受付中です。
まずは、気軽に
ご相談・お問い合わせください!