令和4年3月6日 まん延防止等重点措置の再延長
- 給付金について(知事の記者会見で言及)
- 「酒類提供あり」と「酒類提供なし」のシンプルな選択制
- 売上高に換算する(給付金の金額と比較)
給付金について(知事の記者会見で言及)
令和42月18日(金曜日)の時点で、
中国新聞では、
3月6日まで、まん延防止重点措置が再延長されました。
前日(2月17日)の広島県のホームページで
湯崎知事の記者会見の模様がアップされており、
再延長期間に関する感染症拡大防止協力支援金(第9期?)
について質疑応答で触れていました。
(上記動画の「20:53経過頃~22:09頃」の内容です)
概略は下記の内容です
(今後の感染状況等で変更される可能性があります)。
・医療機関(一般医療)との両立を確実に図る。
上記を前提に・・・・
・広島県積極ガード店ゴールドの認証店を対象に酒類の提供を解除する。
・酒類の提供解除は21日から(但し1テーブル4人などの制約がアリ)
・「酒類提供あり」と「酒類提供なし」のシンプルな選択
・日額の給付金額について言及(下記詳細)
「酒類の提供あり」と「酒類の提供なし」のシンプルな選択制
上記の内容をまとめてみると、下記の表になります。
酒類提供ありの場合 | 酒類提供なしの場合 | |
営業時間 (時間短縮) | 5時~21時 (但し酒類の提供は20時まで) | 5時~20時 (「酒類提供あり」より 営業時間が1時間短い) |
最低給付金額 | 25,000円/日 | 30,000円/日 |
最高給付金額 | 75,000円/日 | 100,000円/日 |
売上高に換算する(給付金の金額と比較)
ここから、
給付金の金額を最低給付金額で試算し、
概算の売上高に更に換算してみます。
期間は、再延長された2月21日~3月6日までの14日間です。
仮に粗利を40%で、売上高に換算します
(提供する料理によりパーセンテージが変わります。自社の粗利を当てはめてみて下さい。)
酒類提供ありの場合 | 酒類提供なしの場合 | |
①支給される最低給付金額 | @25,000円×14日=350,000円 | @30,000円×14日=420,000円 |
②1日当りの売上高に換算 | @25,000÷40%=62,500円 | @30,000円÷40%=75,000円 |
③14日間の売上高に換算 (要請期間分の売上高) | 62,500円×14日=875,000円 | 75,000円×14日=1,050,000円 |
④ひと月分の売上高に換算 (ひと月分を30日で概算) | 62,500円×30日=1,875,000円 | 75,000円×30日=2,250,000円 |
まずは、協力要請に応じた場合の、
最低限保証される給付金額(①)の試算です。
この給付金額は、
食材代がかかっていないため、
粗利益率で割り戻すことで、
1日当りの売上高に換算(②)できます。
これは、最低保証の給付金額が、
通常の売上高と比較して大きいか少ないかを
判断する基準になります。
個人事業主で平日の売上高合計が62,500円が
大きいか少ないかは、
席数(規模)や回転率によりかなり変わってきます。
しかし、各店舗のおおよその売上高(1日・1週間・1ヶ月)は
感覚的に把握しているモノです。
それぞれの日数の売上高に換算することにより、
本来の売上高の補填になっているかどうかを
判断するには一つの基準になるのではないでしょうか。
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投稿者プロフィール
古賀 聡
広島県広島市の税理士。現在は、個人事業主・中小事業者(法人)の税務・経営の相談を中心に活動中。ブログ投稿を2020年10月1日に立ち上げ、税務・会計だけでなく、ExcelマクロやRPAを使って業務の効率化やWebサイトの構築など、「小さな便利」記事を毎週月曜日に作成・投稿中。
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