「STEAM DECK」:ブログ記事作成で活用(アンカーリンク)

ブログ記事を作るときにも「STEAM DECK」は役に立っています。
毎回の操作方法を「STEAM DECK」に設定することで、
毎回同じ処理を一回のボタンで個別の処理が終わります。
ここでは、アンカーリンクの処理について解説します。

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「STEAM DECK」で
アンカーリンクのリンク元を設定する

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ブログ記事に書き慣れてくると、記事のひな形が一通り決まってきます。

ブログ記事を作成する場合、「見出し」ブロックをよく使うのですが、
「見出し」は記事の内容の区切りという意味でも利用できます。

例えば、下の画像のように、
「サービス内容」というタイトルのページを作成するとします。

ブログ記事のひな形例

  • タイトルの下に要約文(リード文)を挿入する。
  • 「目次」のボックスを配置する。
  • 目次のタイトル①・②・③を配置する。
  • 「画像」を配置する。
  • 「見出し①(アンカーリンク先①)」を設定する。
  • 見出し①の本文を記載する。

画像:ブログ記事のひな形(例)

記事内容の区切りなので、「見出し」を「目次」にも設定します。

そして、「目次」から目的の記事に飛べるように、アンカーリンクを設定します。
アンカーリンクは、簡単に言うと、同じブログ記事の中を移動するためのリンクです。
「目次」部分の文章にアンカーリンクのリンク元に設定して、
「見出し」ブロックをアンカーリンクのリンク先にする設定方法です。
このアンカーリンクの設定をすると、「目次」から読みたい(見たい)記事に移動できます。

「STEAM DECK」の設定では、「マルチアクション」の機能を使います。
この「マルチアクション」機能の設定で、ボタンを一回押すと、
リンク元の設定ができるので、キーボード操作する回数は減ります。

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私の場合は、「目次」にアンカーリンク元を設定する時には、
リンク名を「#link1」としています。
「見出し」にアンカーリンク先を設定する時には、「link1」としています。
(「link」というワードでなくても、他の方法でも構いません)

Windowsのパソコンで、WordPressのショートカットキーの操作に、
リンクを貼る場合は「Ctrl+K」で操作します。

アンカーリンク元を貼りたい「目次」には、目次の文章全体を指定して、
「#link1」を設定します。
この処理操作を「マルチアクション」で設定している画面が下の画像になります。

画像:アンカーリンクの設定をした「マルチアクション」の画面

マルチアクションの設定内容

  • 文章の一部をマウスでクリック:設定したい「リスト」ブロック内の文章の一部を選択
  • 「Ctrl+A」:文章全体を範囲指定
  • 「遅延」:待機時間を入れる
  • 「Ctrl+K」:リンクを設定する画面を開く
  • 「テキスト」:「#link1」を入力する
  • 「tab」キー:右のリンク送信ボタンを押すために移動
  • 「Enter」キー:リンクの送信ボタンを押す(リンクを確定)
  • 「ESC」キー:リンクの設定画面を閉じる
  • 「ESC」キー:リストの設定画面を閉じる(目次を「リスト」ブロックにいれているため)

これら一連の作業をボタン一つで行ってくれるので、楽に操作できます。
もちろん、日本語入力から、直接入力に切り替える必要もありません。
すべて「STEAM DECK」が操作してくれます。

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アンカーリンク元を設定している「STEAM DECK」のボタン(「#link1」のボタン)と
アンカーリンク先を設定している「STEAM DECK」のボタン(「link1」のボタン)は、
操作しやすいように上下に並べて配置しています(下の画像を参照)。

画像:アンカーリンクのリンク元とリンク先のボタン

上の画像で配置している「アンカーリンク #link1」を押しアンカーリンク元を設定します。
「アンカーリンク #link2」、「アンカーリンク #link3」も同じように操作します。

次に、「見出し」ブロックを指定し、「高度な設定」の「HTMLアンカー」をクリックして、
「アンカーリンク link1」のボタンを押してリンク先を設定します。
「アンカーリンク link2」、「アンカーリンク link3」も同じように操作します。

アンカーリンク元とアンカーリンク先を順番に設定するので、ミスが少なくなります。
これだけでも、キーボード操作の回数が減るので、便利で時間短縮されます。

「痒い所に手が届く」的で、「自由にカスタマイズできる」という機能を持ったディバイス、
それが「STEAM DECK」です。

最後まで、ご覧いただき、ありがとうございます。

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