【クレジットカードの2枚持ちと現金管理の手間】

クレジットカードは使い方で便利です。上手に管理して使いたいものです。そこで、クレジットカードと現金のメリット・デメリットについて考えてみます。

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仕事用のクレジットカードを作っておく

事業で使った支払は経費計上できます。
この支払方法には、
請求書による「掛け」支払（当月末締め翌月末払いなど）、
現金や振込による支払、
クレジットカードによる支払に
区分されます。
その内、クレジットカードは事業用として
持てるのであれば、持っておきたいものです。
クレジットカードはだれでも持てるものではないです。

海外で旅行し宿泊先の支払時などは、
クレジットカードにすると喜ばれます。
クレジットカードを所有できるというコトは、
支払うだけの能力（預金残高）があり、
銀行などの金融機関に信用されている（与信がある）と
考えているからです。

日本国内でも、
海外と同様に支払能力があると判断されれば、
クレジットカードを所有できます。
私が学生の時は、
支払能力が無いためクレジットカードの審査が通らず、
所有できなかったコトを思い出します。

クレジットカードを所有できる事業というコトは、
事業で利益を出せる（与信がある）とも言えます。
所有できるのであれば、上手に利活用したいです。

独立開業する前に、
クレジットカードを個人で所有している場合が多いです。
もし、開業した場合は、
元々持っていたクレジットカードとは別に、
仕事用（事業用）のクレジットカードを作ってみては
いかがでしょうか。
仕事専用のクレジットカードを作るコトで、
私用の支払と明確に区分できます。
また、クレジットカード会社にもよりますが、
個人事業主の場合は、年会費が無料の場合もあり、
経費がかからないのもメリットです
（会社（法人）は有料が多いです）。

気を付けなくてはいけないのが、
仕事用の支払を私用のクレジットカードで支払わないです。
また、その逆も同様です。
そうならないように、私の場合は、
私用クレジットカードの色はシルバー、
仕事用クレジットカードはピンクにして、
色で判別できるようにしています。
視覚的な効果があるので、
間違えるコトはまずありません。

現金管理のための前後の手間

今のところ、全てをクレジットカード支払にして、
現金による支払いを無くすまではできていません。
現金のみ対応の店の場合は避けられませんし、
現実的に不可能だと考えます。
クレジットカード支払と現金支払の併用で、
極力現金支払を少なくするように努めています。
なぜなら、現金支払の場合、
その前後の準備があるからです。

まずは、現金を用意する必要があり、
ATMで現金を引き出すために
コンビニや銀行に行かなくてはなりません。
コンビニの場合は現金引出には利便性がイイのですが、
手数料がかかるります。
（都市銀行なども引出手数料がかかる場合もあります）
まず、財布に用意する手間が、第一段階です。

支払の際に、上手に小銭と紙幣を組み合わせて、
できるだけ財布がかさばらないように工夫していると思います。
むやみやたらと、紙幣で支払った場合、
財布は小銭でパンパンになります。
支払う度に、組み合わせを考えてしまうという手間が、第二段階です。

次に、領収書をもらい経理にまわして
事業で使用した支払を精算してもらう必要があります。
都度精算するという手間が、第三段階です。

第一段階から第三段階までの手間が、
クレジットカードの支払は必要がありません。
これだけでも、現金を管理する手間がかなり省けます。

現金は必要最低限を持っておく

クレジットカード支払は有効ですが、
いざという時には現金が有効です。
特に、香典代や見舞金、突発的な支払には、
現金が必要となります。
香典代は予め備えておけるものでもないですし、
見舞金も直接相手に渡す現金であり、
クレジットカードで支払ったなんて聞いたことがありません。
（もしそのような経験がある方は教えて下さい）。

突発的な支払の場合は、
銀行に行く暇すらないかもしれませんし、
コンビニのATMで引き出す手間分だけ対応が遅れます。
そのため、自分で決めた一定の金額を、
財布とは別に巾着袋に準備するコトをオススメします。
この巾着袋から極力現金で支払うコトが無いようにし、
あくまでも突発的な支払のみに限定して、
必要最低限に留めるようにしています。

事業をしていると、代表者の立場として、
このような突発的なコトに即決し対応しなければなりません。
頻繁に銀行に行って現金を引き出す手間暇・時間が無駄ですし、
準備をするコトで素早い対応が可能となります。
クレジットカード支払と現金支払のバランスや用途に応じて、
臨機応変に対応してみて下さい。

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